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北海道身体障害者新聞(第758号)

   

 北鈴会第53回定期総会の開催

 

  4月 15 日(土)道 民 活 動 セ ン タービルにおいて、北海道喉頭摘出者福祉団体・北鈴会の第53回定期総会が開催されました。 開会宣言に続き、全員で物故者へ黙祷を捧げた後、松永雅晴(まつなが まさはる) 会長より出席のお礼と活発な審議の協力依頼の挨拶がありました。
  続いて、北海道保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課 加藤 直樹( かとう  なお き)主幹、北海道身体障害者福祉協会 赤坂勝(あかさか まさる)会長、札幌医科大学医学部耳鼻咽喉科 小幡 和史( おばた かずふみ)医師より祝辞がありました。
  その後、議長が選出され、
第1号議案 平成 28 年度事業報 告ならびに収支決算の承認につ いて
第2号議案 平成 29 年度事業計 画案ならびに収支予算案の設定 について
第3号議案 役員改選について
  以上の議案について報告と説 明があり、質疑応答の後、全て の議案が承認され、総会は予定 通り終了しました。

   
 
   

  平成29度盲ろう者通訳・介助員
       養成講座のカリキュラムが決まりました

 

  平成29年度盲ろう者通訳・介助員養成講座を、以下のとおり開催いたします。
  平成25年に厚生労働省より通知された「盲ろう者通訳・介助員養成カリキュラム」に基づく、 必修科目42 時間で、「盲ろう者と一対一での外出(買い物・食事などに伴う外出)などの日常生活上の場面において、必要な通訳・介助を行うことができる」ことを到達目標として実施するものです。
◆開催日時
  9月 23 日(土) 24 日(日) 10 月 14 日(土) 15 日(日) 10 月 28 日(土) 11 月 18 日(土) 19 日( 日 ) 全7日間
◆会場
  道民活動センタービル
◆受講対象者
  養成講座の全ての受講が可能な20歳以上の方で、講座終了後、 通訳・介助員として登録し、在宅の盲ろう者の通訳・介助を担う意思があり、平日・土日・祝 祭日に関わらず活動が可能である方。
◆定員
  30名程度 (選考の上決定します。)
◆受講料
  無料(但し、テキスト等の自 己負担約4000円がありま す。)
◆申込み締切
  8月 21 日(月)
◆申込み及び問合せ先

  一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
  電 話 011 ( 251 )1551 FAX 011 ( 251 )0858

【お詫びと訂正】
※ホームページのカリキュラ ムの中で、9月 23 日の終了 時間が 15 時となっています が、正しくは 17 時です。 ※先月号の中の申込み締切日 8月 17 日(木)は、8月 21 日(月)の誤りです。
  お詫びして訂正いたします。

  平成29年度盲ろう者通訳・介助員養成講座のカリキュラムPDF版はこちらから確認できます。


   
 
   

  平成29年度十勝地区身体障害者福祉協会総会が開催されました

 

  4月20日(木)十勝合同庁舎4階A・B会議室において、平成29年度十勝地区身体障害者福祉協会総会が開催されました。
  会議に先立ち、自立更生者2名・更生援護功労者4名の表彰があり、その後平成28年度事業結果と収支決算について報告があり、続いて平成29年度事業計画(案)と収支予算(案)について審議が行われました。
  その後北海道身体障害者福祉協会 泉 司(いずみ つかさ)常任理事より「身体障害者福祉協会の事業について」の講話があり、総会は閉会となりました。

  石狩市身体障害者福祉協会
        創立60周年記念式典が行われました

    4月21日(金)石狩市総合保健福祉センターりんくる2階交流活動室にて、平成29年度総会の終了後、石狩市身体障害者福祉協会創立60周年記念式が行われました。
  熊倉 恵美子(くまくら えみこ)副会長による開式のことばの後、物故者に黙祷を捧げ、続いて小松田 蓉子(こまつだ ようこ)会長より挨拶がありました。その後、創立60周年記念表彰として13名が表彰され、また、自立更生者
一名、更生援護功労者3名、特別援護功労者1名が会長表彰されました。
  表彰に続いて、田岡 克介(たおかかつすけ)石狩市長、石狩市社会福祉協議会 北原 益二郎(きたはら ますじろう)会長より祝辞がありました。
  その後、来賓紹介や祝電披露と続き、赤山 好明(あかやま よしあき)副会長のことばで閉式となりました。

   
 
   

  ~北身協からのお知らせ~

 

★平成29年度定時総会
 
平成29年6月11日
  道民活動センター5階 520会議室
  午前10時30分より
★平成29年度事務局長・事務担当者会議
 
平成29年7月6日
  道民活動センター7階 710会議室
  午後1時30分より
※ にっしんれん収益事業所本社、小林部長による講話があります。


   
 
   
 
 
   

  北海道からのお知らせ
  〜 身体障害者手帳をお持ちの皆さまへ 〜

 

 平成29年7月から身体障害者手帳情報のマイナンバー制度による活用が始まります。
  制度の円滑な運用には、手帳情報の正確な登録が不可欠です。
  あなたやご家族がお持ちの身体障害者手帳をご確認ください。
  次の場合は届出や再交付申請が必要になりますので、早めのお手続きをお願いします。
「届出」が必要なもの
①氏名に変更があったとき
②同じ市町村内で住所が変わっ たとき
③他の市町村から転入したとき
④お亡くなりになられた方の古い手帳があるとき
「再交付申請」が必要なもの
①何らかの事情で手帳を2冊お持ちのとき
  (例)番号の違う2冊の手帳、 「障害名」「住所」など内容の違う2冊の手帳
こんなときもお問い合わせください
①障害程度等が変わったとき
②手帳を紛失して手元にないとき
③手帳が汚れたり破損して文字 や顔写真が不鮮明になってい るとき
【届出・お問い合わせ窓口】
  お住まいの市町村役場の身体 障害者福祉担当課>

   
 
   

  北身協平成29年度事務分掌について

 

  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会は、平成29年度、下記の事務分掌のとおり3名体制で業務を推進してまいります。
  何かと行き届かないことがあると思いますが、加盟団体及び会員の皆様には、これまで以上のご指導、ご鞭撻、ご協力をお 願い申し上げます。

  事務分掌PDF版はこちらから確認できます。



   
 
   

  要約筆記者派遣事業について

 

  平成28年12月より北海道では要約筆記者の公的派遣事業がスタートしました。
【問合せ先】
  一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会
  電 話 011 ( 251 )1551 FAX 011 ( 251 )0858

   
 
   

  障がい者110番

 

  障がい者及び家族などからの悩み(法的手続き、人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
 道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】の窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
 平日(月〜金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電 話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁 護士による専門相談・助言を行 います。
  弁護士相談を希望される場合 は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所、氏名、 連絡先などが必要となります。
  (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談
  ・法律に関する相談
  例え ば、身体・生命に関する 相談、財産に対する侵害、相続 関係、金融消費・契約関係、雇 用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  受付・お問合せは
  障がい者110番直通番号
  電 話 : 011(252)1233   FAX : 011(252)1235

   
 
   

文芸

  短歌
 

石狩市 伊藤 雍二(いとう やすじ)
・ ありがとう何時(いつ)も心に手を合わす
      「出来たわよー」の美味(おい)しい料理
・ 真夏日(まなつび)とテレビ映(うつ)るが北国は
      春ひと休み 一面の雪
・ 東北の孫(まご)の成長楽しみに
      ひとり酒して夢のなかへと

岩内町 山岸 清一(やまぎし せいいち)
・ 前よりも悪化(あっか)す持病(じびょう)に術(すべ)は無く
      生きるあかしは何かと思ふ
・ 不随(ふずい)のリハビリ本を集めても
      実践(じっせん)なくば無駄となるなり
・ ひとり酒鰊(にしん)の刺身を喰(しょく)すれば
      口中群来(くき)となりし思い出

深川市 小泉 善次(こいずみ ぜんじ)
・ 春は北秋は南と渡り鳥
      朝日右羽(みぎて)に北にむかって
・ 隊列(たいれつ)を組んで飛んでる渡(わた)り鳥
      我と同じか孤独な鴉(からす)
・ 南から飛んできたのか鳥一羽
      春がきたぞと我れに告(つ)げてる

室蘭市 渡部 忠雄(わたなべ ただお)
里(ふるさと)の木々の切り雪解(ゆきと)けり
      (まこと)の春の息吹見る(や)
                        古株 誠也(こかぶ せいや)
・ 雪(せっぺん)の残る里(やまさと)福寿草(ふくじゅそう)
      春の陽ざしに息吹(いぶ)く
                        片山 寿一(かたやま としかず)
(わた)る日々患をかばい過ごしてる
      医師の健(ゆうけん)託(たく)す
                        渡部 忠雄(わたなべ ただお)
[太字部分がお名前になっております]

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 骨肉は生きてこそあれ軽すぎる
      木箱の兄を菩提寺に納め
・ 兄が逝(ゆ)き子供の頃の思ひ出は
      涙の中で浮んで消える
・ 送られしギョウザニンニク食卓に
      満ちくる香りに山菜(さんさい)の春

  俳句
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ トンネルを抜(ぬ)け連山の名残(なご)り雪
・ ラッピングしたき影絵(かげえ)の春の雪
・ 函館の潮(しお)の香(か)煙る啄木碑(たくぼくひ)

猿払村 菅野 吉男(すがの よしお)
・ 五七五枝葉(えだは)を付ければ花も咲(さ)く
・ 杖(つえ)二本俺の外出待つて居る

岩見沢市 池田 敏雄(いけだ としお)
・ 春燈の我が家が見えて橋の上
・ 眺(なが)むればその間も咲けり花辛夷(こぶし)

豊浦町 斉藤 恵子(さいとう けいこ)
・ 着ぶくれて漢字(かんじ)を忘れ名を忘れ
・ 代筆の便(たよ)りも途絶(とだ)え去年今年
・ 米寿(べいじゅ)から月日はお負け山笑ふ

 
 

文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
1)投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付といたします。
2)作品には、短歌、俳句、川柳の区分も記入をお願いします。
3)一般読者が読みにくい漢字には必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX:011(251)0858