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北海道身体障害者新聞(第798号)

   

  北海道からのお知らせ

 

  障がい者福祉団体(当事者及び家族)活動に対する協力について(依頼)
  令和2年8月20日付け事務連絡として各障がい者福祉団体事務局長あてに、北海道保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課長補佐より連絡が入りました。
  令和2年8月20日付け障福第一四六〇号として各市町村障がい福祉担当課長あてに北海道保健福祉部福祉局障がい者保健福祉課長より通達されました。
  平成27年11月以来、再通達をしていただきました。
  簡略して内容を紹介しますと「北海道障がい者条例の趣旨や福祉団体の現状等にご理解をいただき、障がい当事者やその家族を会員としている福祉団体から、当該団体活動等の周知啓発のため、会報等の配布依頼があった場合には、市町村窓口における身体障害者手帳や療育手帳、精神保健福祉手帳の交付時に、会報等も配布していただき、併せて、次の例を参考にしていただくなど、当該福祉団体の紹介について、ご協力いただきますようお願いいたします。」
○紹介令
  福祉団体の紹介にあたっては、「同じ障がいのある方々の団体です。何か問い合わせや相談する場合は、こちらに連絡先が記載されています。」と、簡潔な説明をしていただければ結構です。   以下、省略
  市町村協会の役員さんは、お住いの役所で確認してください。
  北身協のホームページでもPDF版が閲覧が可能です。
  「北身協」で検索が可能です。
 

    
 
    

  車いす利用者の皆様へ

 

  ~新型コロナウイルス感染予防~
  皆さんは「車いす利用者」向けに新型コロナウイルスの感染予防策が発表されていることは、ご存知ですか?
  北米リハビリテーション工学協会からの注意勧告で、3つの予防策が示されています。
  資料の内容を読んで盲点だったなと感じたのは、タイヤやハンドリムを通して感染する可能性があるという点でした。自分以外の人への感染を防ぐことにもなるので、できる限りの対策をしたいと思います。
  車いす利用者や関係者には、ぜひ読んでもらいたい内容です。
手の清潔
  手洗いは極めて重要です。あなた以外の人が存在していた場所に限らず、あらゆる「活動」から帰宅した場合は、石鹸で最低20秒間手を洗って下さい。
  ウィルスはタイヤから手に付着し、その手を介してハンドリムに付着します。
車椅子の清潔
  車椅子の表面を洗うことは重要な習慣です。私達が触れるすべての固体表面に、ウィルスが潜んでいる可能性があります。
  あなたや他の人が定期的に触れるすべての部分の表面を拭いて下さい。
社会的距離
  車椅子ユーザーは、ほとんどの立っている人よりも低い位置で座っているため、自分達より高い位置にいる人と話していると、より唾液の飛沫にさらされる可能性が高くなります。多くの医療専門家は、このリスクを軽減するため、周囲の人との距離を2m以上にすることを推奨しています。
《要 約》
  一、食前食後に、よく手を洗い、抗菌ウェットティッシュで手を拭いて下さい。
  二、車椅子(特にハンドリム、タイヤ、ジョイスティック)、その他支援機器を、抗菌石鹸で湿らせた洗車布または抗菌ワイプで拭き取ります。
  三、社会的交流場面では、他の人との距離が2m以上あることを確認し、医療用ないし代替フェイスマスクを着用することの利点を検討して下さい。
  低い位置に座っている車椅子ユーザーは、感染の飛沫等に対して、より脆弱(ぜいじゃく)です。
  この感染症の蔓延を防ぐため、保健医療当局の提案に従いすべきであるという、自分自身と他者に対する責任が私達にはあります。当局から示される提案に従うことにより、車椅子ユーザーとして、私達はみな、ウイルスの蔓延を抑制し、自身や接する人々にとってより健康的な環境を実現するため最善を尽くすことができます。
  ※紙面の都合上すべて紹介しきれないので、詳細は左記URLから検索が可能ですので、ご確認下さい。
  ◎ 検索は『車椅子・支援機器ユーザーのみなさまへCOVID19の予防』
  https://www.resja.or.jp/data/precautions.pdf
  ※関連情報
  一般社団法人日本車椅子シーティング協会


   
 
   

  障がい者110番

 

  障がいをお持ちの方ご本人及びご家族等からの悩み(法的手続き・人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
  道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】などの窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
  平日(月〜金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  ※ 時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁護士による専門相談・助言を行います。
  弁護士相談を希望される場合は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所・氏名・連絡先などが必要となります。 (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談(相談料は無料です)
  ☆法律に関する相談

  例えば、身体・生命に関する相談、財産に対する侵害、相続関係、金融消費・契約関係、雇用・勤務条件関係等
  ☆人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ☆その他必要な相談
  【受付・お問合せ】
  【障がい者110番直通番号】
  電 話: 011(252)1233   FAX: 011(252)1235

  注)この電話で即座に解決するものでは、ありません。解決するために、どうするべきかを考える相談窓口です。

    
 
    

  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について

 

  ご家族やご近所に、視覚に障 がいのある方で、耳の聞こえが 悪くなってきている方、あるいは聴覚に障がいのある方で、目が見えなくなってきている方はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の「視覚と聴覚に重複して障がいがある方 (盲ろう者)」に、コミュニケーションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたします。
利用料金は無料です
 利用登録が必要となりますので、下記へお問合せください。
【お問い合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター

  (一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858
  尚、札幌市内にお住まいの方は札幌身体障害者福祉協会へ、お問い合わせをお願いします。
  ◎ 北海道身体障害者福祉協会では、「盲ろう者通訳・介助員」の派遣は最も濃厚接触と言える活動であり、利用者も通訳介助員も、お互いに清潔を保ち、活動中でも極力、密集したスペースを避け、周囲の状況をいち早く捉えた行動に徹 して、業務を行っております。

    
 
    
 
 
        

  令和2年度障がい者パソコン教室

 

 
  美唄教室
  令和2年8月25日から27日までの3日間、お盆は過ぎたものの真夏の炎天下での美唄教室でした。
  今年度は会場が新型コロナウイルスの感染拡大防止の措置により規制され、13時から15時までの2時間に制限された中でのパソコン教室となりましたが、10名の方が参加され、あらかじめ美唄身体障害者福祉協会の事務局の方々により、教室で使うイラストを厳選していただき、参加者も前もってイラストを選択していましたので、スムーズにイラストの貼り付けが出来ました。
  昨年より参加された方は、「今日が来るのが待ち遠しかったよ、昨年とは一味違った作品になったでしょ」と、ニッコリ微笑んでいました。
  「先生、来年は、どのようなものを考えていますか」と質問がありましたが、「それは秘密です」とだけしか、答えられませんでした。
  

    
 
    

  道民活動センター(かでる2・7)について

 

  新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月末日まで臨時休館させていただいておりましたが、6月1日から再開しております。
  再開にあたり、感染防止のため、ご来館・ご利用される皆様に次のとおりご理解とご協力をお願いいたします。
  ご来館される皆様へ
  ・入館時は手指消毒を行って下さい。
  ・咳エチケットと手洗いを徹底して下さい。
  ・マスクを着用していない方は入場できません。
  ・37度5分以上の発熱がある方は入場できません。
  (正面玄関のサーモグラフィー装置で発熱が検出された来館者は、指定管理者が行う検温に協力しなければなりません。)
  ・次の症状に該当する場合、入館できない場合があります。
  「咳・呼吸困難・全身倦怠感・咽頭痛・鼻汁・鼻閉・味覚障害・嗅覚障害・目の痛み・結膜の充血・頭痛・関節痛・筋肉痛・下痢・嘔気・嘔吐」
  ご利用される皆様へ
  会議室・研修室等のご利用については、3密を避けることなどから、特別な利用条件を付した上で、ご利用の定員を通常時より少なくするなどの、制限があります。
  ※各貸室の机や椅子の移動はできません。
  ※各貸室のお茶道具の利用や、飲食はできません。
  ※今後の情勢の変化等により、内容に変更が生じることがございますので、ご承知おき下さい。

    
 
    

  ジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時は、特急券等を2割〜3割引で購入することができます。 (ご利用になれない列車、割引 除外期間がありますので、窓口 でご確認ください)
入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
  一人 1,400円 (入会金はいりません
割引率
  新規会員 【初 回〜3回目→2割引】 【4回目〜 20 回目→3割引】
  更新会員 【初回から3割引】
割引の対象外期間
  ① 4月 27 日〜5月6日
  ② 8月 10 日〜8月 19 日
  ③ 12月 28 日〜1月6日
ジパング手帳の到着は、お申込から約3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
  更新手続きは1ヶ月前から可能です。期限を過ぎますと新規会員扱いになりますので、早めの更新手続きをお願 いします。(更新日のお知らせは、お送りしておりませんので、ご注意ください。)
  お電話の際は、お手元にジパング手帳、障害者手帳をご用意ください。
  【お申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
  〒060―0002
  札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話: 011(251)1551  FAX: 011(251)0858

   
 
   

  再度のお知らせ

 

  以前にもお知らせしましたが、令和2年9月20日に深川市にて開催予定でありました「第69回全道福祉大会」ですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、中止となっています。
  来年度は、令和3年10月3日に帯広市にて開催予定であります。
  その頃には、無事新型コロナウイルス感染症が収束し、参加者の皆様と元気にお会いできますよう願い、楽しみにしております。
  健康に留意され、お元気でお過ごし下さい。


   
 
   

文芸

 
  川柳
 

月形町 冨田 美代子(とみた みよこ)
・ お中元(ちゅうげん)恩師(おんし)に贈(おく)ろうメロンゼリ ・ 本心(ほんしん)はそう肝胆(かんたん)に言(い)えぬもの
・ 耳(みみ)のうらメガネマスクでピアス無理(むり)
・ 風呂(ふろ)あがり冷(ひ)えたビールに有りがとう

  短歌
 

蘭越町 中林 トメ(なかばやし とめ)
・ ベランダに置(お)きし花鉢(はなばち)数輪(すうりん) 
      夏(なつ)の夕暮(ゆうぐ)れ矢車(やぐるま)の花(はな)
・ 豊作(ほうさく)を象徴(しょうちょう)するか郷(さと)の田(た)に
      稲(いね)の穂首(ほくび)がたれ初(そ)めにけり
・ もりもりとブルーベリーが色(いろ)づきて
               摘(つ)む指先(ゆびさき)をはずませてをり
・ 隣接(りんせつ)の寺(てら)の境内(けいだい)松(まつ)の木に
               盛夏(せいか)つげるか蝉(せみ)しぐれ降(ふ)る
・ 我(われ)住(す)まう施設(しせつ)の庭(にわ)の夏花壇(なつかだん)
               色(いろ)鮮(あざ)やかに咲(さ)きほこりをり

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ コロナ禍(か)はスポーツ中止(ちゅうし)を次ぎ次ぎと
      卒業(そつぎょう)する子(こ)に一度(いちど)のチャンス
・ プレーする彼(かれ)等(ら)の顔(かお)はいきいきと
      若(わか)き命(いのち)をいちずに燃(も)やす
・ 甲子園(こうしえん)に行(い)けずもテレビで声援(せいえん)を
      今年(ことし)の夏(なつ)に思い出(おもいで)が咲(さ)く

  俳句
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 初蝉(はつせみ)の声青(こえあお)く透(す)みちぎれ雲(ぐも)
・ 故郷(ふるさと)や暮れゆく果(は)ての鰯雲(いわしぐも)
・ さすらいの蟋蟀(こうろぎ)一匹(いっぴき)室(しつ)で鳴(な)く

 
 

  ◎文芸欄へ投稿される皆様へ 暑さも漸く和らいできました が、やれやれと思っているうち に秋から冬になります。ご自愛 くださいませ。
文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)

  1、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付(必着)といたします。
  2、作品には、短歌・俳句・川柳の区分を記入してください。
  3、一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
  4、ご投稿の際には、お名前・ご住所の他に電話番号または FAX番号のご記入をお願いします。読み方等の確認のご連絡を差し上げる場合があります。
  ※ 投稿をいただいた作品は、極力掲載するつもりですが、紙面構成の都合上、お一人様 三点までの掲載とさせて頂く場合もございますので、予めご了承ください。掲載希望の順位の付記をお願いします。 また、文芸欄では作品の季語と発行月の季節にズレが生じることもあります。何卒、ご理解を頂けますよう、お願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX:011(251)0858
  ☆彡 初めて投稿されるの方も大歓迎です ☆彡