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北海道身体障害者新聞(第796号)

   

  北身協からのお知らせ

 

  日身連会長表彰
  日身連の第65回日本身体障害者福祉大会ひろしま大会(中止)で表彰予定でありました伊東ミツ子副会長(千歳身体障害者福祉協会会長)の日身連会長表彰の賞状と記念品等が北身協に届き、令和2年6月23日、常務理事・事務局長 泉 司が藤田会長の名代として千歳身体障害者福祉協会の事務所所在地であります千歳市社会福祉協議会事務所内にて、表彰状の授与を行わせていただきました。
  伊東会長にお話を伺ったところ、「北身協の役員になって、あれよ、あれよと10年が経ち、過ぎ去りし月日(つきひ)の速さを改めて感じました、今後も微力ながら障がい者福祉の向上に努めてまいります」とのことでした。
  藤田会長からも「この度は誠におめでとうございます。これを励みに、益々ご活躍されますよう、ご祈念申し上げます」とのことでした。誠におめでとうございます。
  伊東ミツ子副会長の主な経歴
  (千歳協会関係)
  昭和30年入会
  平成22年4月〜会長に就任
  千歳市社会福祉協議会副会長他、千歳市障がい福祉関係各種委員会委員多数在任中。
  (北身協関係)
  平成23年4月〜理事
  平成25年6月〜監事
  令和元年6月〜理事(副会長)
 

    
 
    

  障がい者110番

 

  障がいをお持ちの方ご本人及びご家族等からの悩み(法的手続き・人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
  道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】などの窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
  平日(月〜金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  ※ 時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁護士による専門相談・助言を行います。
  弁護士相談を希望される場合は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所・氏名・連絡先などが必要となります。 (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談(相談料は無料です)
  ・法律に関する相談

  例えば、身体・生命に関する相談、財産に対する侵害、相続関係、金融消費・契約関係、雇用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  【受付・お問合せ】
  【障がい者110番直通番号】
  電 話: 011(252)1233   FAX: 011(252)1235

  注)この電話で即座に解決するものでは、ありません。解決するために、どうするべきかを考える相談窓口です。

    
 
    

  盲ろう者通訳・介助員 現任研修の開催

 

  「盲ろう者通訳・介助員」として登録されている方を対象とする現任研修を開催します。
  ◆日 程
   9月26日(土)・27日(日)・ 10月3日(土)・17日(土)・18日(日)・31日(土)・11月1日(日)
  ◆時 間
  10時〜17時 ※初日のみ9時40分開始
  ◆会 場
  札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル(かでる2・7)
  ◆定 員
  40名程度
  ◆受講料
  無料
  ※食事実習の昼食代等は自己負担になります。
  ◆申し込み
  8月20日(木)締切
  ※カリキュラムや申し込み方法等の詳細については、5月15日に当協会のホームページに掲載済みです。
  【お申込・お問合せ】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター

  (一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858
  ※今年度は「北海道ソーシャルディスタシング」の取り組みを遵守します。

    
 
    

  令和2年度 道新コスモス奨学金

 

  北身協の公益目的支出計画 (継続事業1)である北海道新 聞社会福祉振興基金からの助成 を受けての令和2年度道新コス モス奨学金が6月26日に上期分5千円×6か月×70名分が道内の道立、札幌市立や国立、私立の養護学校・支援学校各高等部をはじめ、高等養護学校や高等支援学校を経由して振り込まれました。
  昨年度より1名増となり、修学旅行の積立金や卒業後を見据えての実習費用に活用したり、 通学費に役立てて、父母の経済 的負担を少しでも和らげたい、 生徒たちの気持ちが切々と綴られていました。
  昭和39年から始まった北海道 明星奨学金と昭和42年から始まった北海道ろうあ者奨学金、 昭和56年から始まった道新コスモス奨学金は平成27年からは道 新コスモス奨学金にすべてを集約した、今日( こんにち)の形になりました。
  平成26年の奨学金支給者数が68名でしたが、昨年からは、その実績を超えることが出来ました。
  累計でも約2千8百90名、金 額で約1億5千2百万円となり ました。
  

    
 
    

  毎年大人気の令和2年度障がい者パソコン教室

 

  今年度も障がい者向けパソコン教室が始まりました。今年度、昨年度に続き好評でした自分で選んだイラストや写真を用いて、白地のマグカップ(昇華コーティング済)に自分の好きな絵柄や文字を貼付けます。そこから熱処理(定着)して日常生活で使える宇宙で自分だけのデザインのマグカップを作成しています。
  参加者も、昨年と同じ作業なので慣れた手つきで、思い思いの作品を完成させました。
  岩見沢教室
  7月14日(火)〜16日(木)、岩見沢市自治体ネットワークセンターにて開催され、3日間で多数の参加がありました。
  マウスの扱いに苦労していた参加者も、繰り返すうちにスムーズにできるようになり、笑顔で作業を進めていました。持参した画像データと文字を組み合わせたり、今後必要な資料作りの準備に取り組んだ参加者もいました。
  いつもより増して経験からくるものもふまえ、力作揃いで文化祭では必ず話題となる逸品であろうと思いました。
  石狩教室
  7月28日(火)〜30日(木)、石狩市総合福祉センター「りんくる」にて3日間にわたって開催される予定です。
  Excelデータにイラスト画像を貼り付ける手順を教わり、悩みながら好みのイラストを選ぶ姿や、お互いの作品を見ながら貼付け方を工夫したり、興味を持っていることに意欲的に取り組んでいた去年を思い出します。
  今年度の様子は、次月号で詳しく紹介させていただきます。
  

    
 
    
 
 
        

  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について

 

  ご家族やご近所に、視覚に障 がいのある方で、耳の聞こえが 悪くなってきている方、あるいは聴覚に障がいのある方で、目が見えなくなってきている方はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の「視覚と聴覚に重複して障がいがある方 (盲ろう者)」に、コミュニケーションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたします。
利用料金は無料です
 利用登録が必要となりますので、下記へお問合せください。
【お問い合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター

  (一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858
  尚、札幌市内にお住まいの方は札幌身体障害者福祉協会へ、お問い合わせをお願いします。
  ◎ 北海道身体障害者福祉協会では、「盲ろう者通訳・介助員」の派遣は最も濃厚接触と言える活動であり、利用者も通訳介助員も、お互いに清潔を保ち、活動中でも極力、密集したスペースを避け、周囲の状況をいち早く捉えた行動に徹 して、業務を行っております。

    
 
    

  ジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時は、特急券等を2割〜3割引で購入することができます。 (ご利用になれない列車、割引 除外期間がありますので、窓口 でご確認ください)
入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
  一人 1,400円 (入会金はいりません
割引率
  新規会員 【初 回〜3回目→2割引】 【4回目〜 20 回目→3割引】
  更新会員 【初回から3割引】
割引の対象外期間
  ① 4月 27 日〜5月6日
  ② 8月 10 日〜8月 19 日
  ③ 12月 28 日〜1月6日
ジパング手帳の到着は、お申込から約3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
  更新手続きは1ヶ月前から可能です。期限を過ぎますと新規会員扱いになりますので、早めの更新手続きをお願 いします。(更新日のお知らせは、お送りしておりませんので、ご注意ください。)
  お電話の際は、お手元にジパング手帳、障害者手帳をご用意ください。
  【お申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
  〒060―0002
  札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話: 011(251)1551  FAX: 011(251)0858

   
 
   

  道民活動センター(かでる2・7)の、その後について

 

  新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月末日まで臨時休館させていただいておりましたが、6月1日から再開しております。
  再開にあたり、感染防止のため、ご来館・ご利用される皆様に次のとおりご理解とご協力をお願いいたします。
  ご来館される皆様へ
  ・入館時は手指消毒を行って下さい。
  ・咳エチケットと手洗いを徹底して下さい。
  ・マスクを着用していない方は入場できません。
  ・37度5分以上の発熱がある方は入場できません。
  (正面玄関のサーモグラフィー装置で発熱が検出された来館者は、指定管理者が行う検温に協力しなければなりません。)
  ・次の症状に該当する場合、入館できない場合があります。
  「咳・呼吸困難・全身倦怠感・咽頭痛・鼻汁・鼻閉・味覚障害・嗅覚障害・目の痛み・結膜の充血・頭痛・関節痛・筋肉痛・下痢・嘔気・嘔吐」
  ご利用される皆様へ
  会議室・研修室等のご利用については、3密を避けることなどから、特別な利用条件を付した上で、ご利用の定員を通常時より少なくするなどの、制限があります。
  ※各貸室の机や椅子の移動はできません。
  ※各貸室のお茶道具の利用や、飲食はできません。
  ※今後の情勢の変化等により、内容に変更が生じることがございますので、ご承知おき下さい。

    
 
    

  新型コロナウイルス接触確認アプリ

 

  ◎ 日身連発
  厚生労働省より新型コロナ接触確認アプリのリリースに伴い、情報提供いただきましたので会員の皆さまへの周知いただければ幸いです。
  ※アプリに関しては下記URLより、リーフレットを参照してください。
  http://www.hokusinkyo.or.jp/PDF/R02-korona_1.pdf

    
 
    

文芸

  川柳
 

月形町 冨田 美代子(とみた みよこ)
・マスク着(つ)け三密(さんみつ)守(まも)り皆(みな)無口(むくち) ・三密(さんみつ)は人(ひと)の絆(きずな)を遠(とお)くする
・柄(がら)マスク女(おんな)の七難(しちなん)隠(かく)します
・今(いま)は亡(な)き恩師(おんし)の手紙(てがみ)宝(たから)もの
・ひき出しに思い出そっと入れてます

  短歌
 

蘭越町 中林 トメ(なかばやし とめ)
・ 新(あたら)しき赤(あか)い頭巾(ずきん)とケープ着(つ)け
      石の地蔵(じぞう)はひっそりと立(た)つ
・ 花(はな)いっぱい会(かい)の女性(ひと)らと花(はな)苗(なえ)を
      植(う)えて楽(たの)しむ水無月(みなづき)の日(ひ)に
・ 御衣黄(ぎょいこう)と名(な)付(づ)く桜(さくら)を手植(てう)えせし
      時(とき)を偲(しの)びて満開(まんかい)愛(め)でる
・ 頂(いただ)きし葉書(はがき)に文(ふみ)を認(したた)めて
      歌友(とも)へと送(おく)る夏(なつ)の便(たよ)りを
・運動会(うんどうかい)祭(まつ)り行事(ぎょうじ)のすべておば
      中止(ちゅうし)延期(えんき)とコロナは変(か)えた

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ コロナ禍(か)に五月(さつき)の空(そら)の鯉幟(こいのぼり)
      今(いま)こそ泳(およ)げ自由(じゆう)に羽搏(はばた)け
・ 長閑(のどか)なり甲羅(こうら)干(ぼ)しする亀(かめ)さんに
      我(わ)れもなりたし亀(かめ)は萬年(まんねん)
・ 数年後(すうねんご)コロナ時代(じだい)の青年(せいねん)に
      ウィルス戦争(せんそう)勝利(しょうり)がほしい

  俳句
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 残桜(ざんろう)や合(あ)えぬ友等(ともら)のなつかしく
・ 芽吹(めぶ)く木(き)の少年(しょうねん)のごと夢(ゆめ)語(かた)る
・ 五月晴(さつきば)れ通院(つういん)という外出(そとで)かな

 
 

文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
  1、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付(必着)といたします。
  2、作品には、短歌・俳句・川柳の区分を記入してください。
  3、一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
  4、ご投稿の際には、お名前・ご住所の他に電話番号または FAX番号のご記入をお願いします。読み方等の確認のご連絡を差し上げる場合があります。
  ※ 投稿をいただいた作品は、極力掲載するつもりですが、紙面構成の都合上、お一人様 三点までの掲載とさせて頂く場合もございますので、予めご了承ください。掲載希望の順位の付記をお願いします。 また、文芸欄では作品の季語と発行月の季節にズレが生じることもあります。何卒、ご理解を頂けますよう、お願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX:011(251)0858
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