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北海道身体障害者新聞(第795号)

   

  北身協からのお知らせ

 

  令和2年6月1日午前0時よ り、休業要請や移動制限など全面解除になりましたが、終息宣言が出たわけではありません。
  特に石狩振興局管内では、連日感染者が発生しております。 そこで理事会としては、今年度の事業や行事の一部を、苦渋の決断で次のように決定しました。
◎ 令和2年度定時総会
  6月14 日に開催を予定してお りました令和2年度定時総会は、書面での開催となりました。 加盟団体のご理解とご協力に感謝いたします。
◎ 令和2年度事務局長・ 事務担当者会議
  7月9日に開催を予定しておりました令和2年度事務局長・事務担当者会議は中止となりまし た。 (資料は発送する予定です。)
◎ 第69 回全道身体障害者福祉大会・深川大会
  9月20日に予定しておりまし た第69回全道身体障害者福祉大会・深川大会は新型コロナウイ ルスの影響を考慮して中止とな りました。
  北身協会長表彰も中止となりましたが、北海道善行賞については、北海道保健福祉部にて6月30日まで受け付けております。
  選考を経て、各振興局を経由 して市町村に送られる予定と聞 いております。
  加盟団体会員の皆様、何卒、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
◎ 第70回全道身体障害者福祉大会・帯広大会
  令和3年10月3日に第70 回全道身体障害者福祉大会・帯広大会を開催の予定でございます。
  会場は「ホテル日航ノースラ ンド帯広」となっております。 来年お会いできることを楽しみにしております。
 

    
 
    

  道民活動センター(かでる2・7)からのお知らせ

 

  新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月末日まで臨時休館させていただいておりましたが、6月1日から再開しております。
  再開にあたり、感染防止のため、ご来館・ご利用される皆様に次のとおりご理解・ご協力をお願いいたします。
ご来館される皆様へ
  ・入館時は手指消毒を行って下さい。
  ・咳エチケットと手洗いを徹底して下さい。
  ・マスクを着用していない方は入場できません。
  ・37度5分以上の発熱がある方は入場できません。
  (正面玄関のサーモグラフィー装置で発熱が検出された来館者は、指定管理者が行う検温に協力しなければなりません。)
  ・次の症状に該当する場合、入館できない場合があります。
  「咳・呼吸困難・全身倦怠感・咽頭痛・鼻汁・鼻閉・味覚障害・嗅覚障害・目の痛み・結膜の充血・頭痛・関節痛・筋肉痛・下痢・嘔気・嘔吐」
ご利用される皆様へ
  会議室・研修室等のご利用については、3密を避けることなどから、特別な利用条件を付した上で、ご利用の定員を通常時より少なくするなどの、制限があります。
  ※各貸室の机や椅子の移動はできません。
  ※各貸室のお茶道具の利用や、飲食はできません。
  ※今後の情勢の変化等により、内容に変更が生じることがございますので、ご承知おき下さい。

    
 
    

  盲ろう者通訳・介助員 現任研修の開催

 

  「盲ろう者通訳・介助員」として登録されている方を対象とする現任研修を開催します。
  ◆日 程
   9月26日(土)・27日(日)・ 10月3日(土)・17日(土)・18日(日)・31日(土)・11月1日(日)
  ◆時 間
  10時〜17時 ※初日のみ9時40分開始
  ◆会 場
  札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル(かでる2・7)
  ◆定 員
  40名程度
  ◆受講料
  無料
  ※食事実習の昼食代等は自己負担になります。
  ◆申し込み
  8月20日(木)締切
  ※カリキュラムや申し込み方法等の詳細については、5月15日に当協会のホームページに掲載済みです。
  【申し込み・お問い合わせ】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター

  (一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858
  ※ まだ定員に余裕があります。

    
 
    

  ◎訂正とお詫び

 

  先月号の「盲ろう者・介助員現任研修」について誤りがありましたので、訂正して、お詫びいたします。
  誤 ◆時 間
  ※初日のみ9時20分開始
  正 ◆時 間
  ※初日のみ9時40分開始
  誤 ◆申し込み
  8月21日(金)締切
  正 ◆申し込み
  8月20日(木)締切

    
 
    

  盲ろう者通訳・介助員派遣事業の利用について

 

  ご家族やご近所に、視覚に障 がいのある方で、耳の聞こえが 悪くなってきている方、あるいは聴覚に障がいのある方で、目が見えなくなってきている方はいらっしゃいませんか。
  当協会では、在宅の「視覚と聴覚に重複して障がいがある方 (盲ろう者)」に、コミュニケーションや移動の支援を行う「通 訳・介助員派遣事業」を行って います。
  身近に「盲ろう者」の方がおられましたら、この事業が通院や買い物などに利用できることをお伝えいただき、当協会にもご連絡をお願いいたします。
利用料金は無料です
 利用登録が必要となりますので、下記へお問合せください。
【お問い合せ先】
  〒060-0002
  札幌市中央区北二条西七丁目道民活動センタービル4階
  北海道社会参加推進センター

  (一般社団法人北海道身体障害者福祉協会)
  電 話: 011(251)9302   FAX: 011(251)0858
  尚、札幌市内にお住まいの方は札幌身体障害者福祉協会へ、お問い合わせをお願いします。

    
 
    

  障がい者110番

 

  障がいをお持ちの方ご本人及びご家族等からの悩み(法的手続き・人権等に関する相談)に対し、弁護士による無料法律相談を行っています。
  相談の対象
  道内全域(札幌市を除く)の 障がい者を対象としています。
  なお、札幌市内の方は、 【札幌あんしん相談(電話( 633 ) 1313)】などの窓口の利用 をお願いします。
  受付時間
  平日(月〜金)9時から 17 時 まで(電話または面接)
  ※ 時間外、土・日・祝日・年末 年始はファックス又は留守番電話での受付となります。
  定例相談(弁護士相談)
  月1回(原則として第4週の火曜日)、定例相談として弁護士による専門相談・助言を行います。
  弁護士相談を希望される場合は事前予約が必要で、その際、 相談概要のほか、住所・氏名・連絡先などが必要となります。 (相談の秘密は固く守ります。)
  主な相談(相談料は無料です)
  ・法律に関する相談

  例えば、身体・生命に関する相談、財産に対する侵害、相続関係、金融消費・契約関係、雇用・勤務条件関係等
  ・人権擁護に関する相談
  例えば、職場・施設・隣人・ 知人・家族・親族との人権に関 するトラブル
  ・その他必要な相談
  【受付・お問合せ】
  【障がい者110番直通番号】
  電 話: 011(252)1233   FAX: 011(252)1235

    
 
    
 
 
        

  ともしび

 

  北海道新聞(夕刊)  平成18年12月4日号
  「障害者週間」
  「障害者週間」をご存じだろうか?1975年に国連が障害者の権利宣言を採択した12月9日(「障害者の日」)を記念して決めた12月3日からの1週間だ。人々に障害者の福祉について関心と理解を深めてもらい、障害者が前向きに社会参加するために、国・地方自治体、関係団体がこの週間に事業に取り組んでいる。
  国際障害者年の80年代初め、ノーマライゼーションの理念が日本に紹介された。障害者も一市民として住み慣れた地域、支援のあるグループホームで自立した「普通の暮らし」を目指す、というものだ。
  おれは18年前にデンマークで、提唱者のバンク・ミケルセン氏と会った。彼は「何度も講演で日本に行ったが、なぜかその後ノーマライゼーションが浸透したという実践報告を聞かない」と言い、「親の考えを変えなければ実現は難しい」とも言った。しかし、今の日本の問題は親よりも国にある。
  道内では障害者(身体・知的・精神)おおよそ45万人のうち施設入所者は2万人弱だが、障害福祉5年計画では2,400人を目標に地域移行。しかし、障害の中軽度の人たちに就労の場や所得保障、親の安心感なくして地域生活は進まない。
  巧みに社会保障の改革を論じ、国家の責任を縮小して、それ以上は自治体と個人で責任を持て、という。障害者本人の負担は増し給付は減るから、生活水準は数段低くなる。
  これを日本型福祉だなどと誇らしげに言う政治家は、障害者とその親の苦労を知っているはずがない。障害者を産みたかった親がいるだろうか。誰が障害をもって生まれたかったものか。そこにこそ政治家が政策として光を当て、支えるのが国家の義務であろう。
  さて、次の選挙はいつだ?障害者本人や家族の声を聞き、本気で働いてくれる政治家を探し出そう。国会で議論されなかった自立の概念、関連法との整合性、障害者観などを根本的に議論し、全国的に大きなうねりにしたいものだ。自立支援法の応益負担を凍結せよ!と。これが障害者週間のおれの思いである。

   
 
 

  栄峰の哲学

 

  「信念」
  一、人の出来ることは絶対自分にもできると信じている。(たとえ時間がかかろうとも)
  一、何事(なにごと)(スポーツ、勉強、仕事)も遣(や)る気さえ有れば、誰にも負けない自信を持っている。勝つまで頑張ればよい。(しつこく)
  一、誰もが1日、24時間与えられているが、私の経験から、4時間集中的に寝れば死ぬことはない。だから残り20時間を如何に生かして使っていくか考えればよいのだ。それを人は努力という。
  一、何事(スポーツ、勉強、仕事)も、間違いなく、正確に、早くする事で寝る時間も多くなり、人の信用も付く。それが出来なかったら寝ないでやれ。
  一、自分は親の七光も財産も無いから、自分で頑張るしか無い。それが、親の残してくれた一番大きな財産だ。だから、私も子や孫に七光も財産も残さない。いや残せない。子や孫が駄目になるからだ。もし七光り等が必要なら、友達の
親の七光を借りればよい。減るものでないから、返す必要がない。
  一、我々凡人は笑顔で一歩一歩前へ進むことしか出来ないのだから。自分を信じで。
  注 一段目と二段目の記事は筆者の了承を得て掲載しており、今後も不定期で掲載する予定です。
 

   
 
   

  ジパング倶楽部特別会員のご案内

 

  JRジパング倶楽部では、身体障がい者を対象とした特別会員制度を設けております。
会員特典
  JRの窓口で障害者手帳を提示して購入した乗車券が片道・往復・連続乗車のいずれかで201キロメートル以上の時は、特急券等を2割〜3割引で購入することができます。 (ご利用になれない列車、割引 除外期間がありますので、窓口 でご確認ください)
入会資格
  身体障害者手帳をお持ちの男性60歳・女性55歳以上の方
▼年会費
  一人 1,400円 (入会金はいりません
割引率
  新規会員 【初 回〜3回目→2割引】 【4回目〜 20 回目→3割引】
  更新会員 【初回から3割引】
割引の対象外期間
  ① 4月 27 日〜5月6日
  ② 8月 10 日〜8月 19 日
  ③ 12月 28 日〜1月6日
ジパング手帳の到着は、お申込から約3週間程度の時間が必要となりますので、予めご了承ください。
  更新手続きは1ヶ月前から可能です。期限を過ぎますと新規会員扱いになりますので、早めの更新手続きをお願 いします。(更新日のお知らせは、お送りしておりませんので、ご注意ください。)
  お電話の際は、お手元にジパング手帳、障害者手帳をご用意ください。
  【お申込・お問合せ先】
各地区の身体障害者福祉協会及び下記へ
  〒060―0002
  札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
  一般社団法人北海道身体障害者福祉協会
  電 話: 011(251)1551  FAX: 011(251)0858

   
 
   

  新型コロナウイルス感染症について

 

  緊急事態宣言が解除された新型コロナウイルスですが、少しずつ落ち着きつつもありますが、まだまだ感染力が収まることなく猛威を振るっています。 3密(密接・密集・密閉)を避け、感染予防を心掛ける行動が大事です。
 これ以上の感染者を増やさないためにも、外出を極力控え、やむを得ず外出する時は手洗い・うがいの励行、暑くなり大変だとは思いますが、マスクの着用をするようにして下さい。

    
 
    

文芸

  俳句
 

岩見沢市 池田 敏雄(いけだ としお)
・ 狭庭(さにわ)にはあらじとつつじ咲き誇(ほこ)る
・ 芝萌(しばも)えていつとはなしに靴(くつ)を脱(ぬ)ぎ

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 少年の夢(ゆめ)未来(みらい)へと飛花(ひか)落下(らっか)
・ 絶望(ぜつぼう)に灯(あか)り漂(ただよ)ふ朝櫻(あささくら)
・ ギスギスの街(まち)に仄香(ほのか)な夕櫻(ゆうさくら)

  短歌
 

室蘭市 池内 満里子(いけうち まりこ)
・ 緊急事態(きんきゅうじたい)地球を走(はし)るコロナ風(かぜ)
      しばしの我慢で自由をもどそう
・ 三日伏(みっかふ)しカーテン越(ご)しの朝櫻(あささくら)
      我(われ)はもらいし生(い)きるよろこび
・ ライラック祭りは中止と聞かされる
      想い出に咲く香りは消えず

 
 

文芸に投稿される方へのお願い(編集部からのお願い)
  1、投稿は、新聞発行月の前月25日までの受付(必着)といたします。
  2、作品には、短歌・俳句・川柳の区分を記入してください。
  3、一般読者が読みにくい漢字には、必ずルビを付けていただきますよう、お願いいたします。
  4、ご投稿の際には、お名前・ご住所の他に電話番号または FAX番号のご記入をお願いします。読み方等の確認のご連絡を差し上げる場合があります。
  ※ 投稿をいただいた作品は、極力掲載するつもりですが、紙面構成の都合上、お一人様 三点までの掲載とさせて頂く場合もございますので、予めご了承ください。掲載希望の順位の付記をお願いします。 また、文芸欄では作品の季語と発行月の季節にズレが生じることもあります。何卒、ご理解を頂けますよう、お願いします。
【宛先】
〒060-0002
札幌市中央区北2条西7丁目道民活動センタービル4階
一般社団法人 北海道身体障害者福祉協会 宛
FAX:011(251)0858
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